皆さんこんにちは!元声優ぼっちライターみーと(@miitoww)です(^-^)
今回のテーマは「私が声優を辞めた理由」です。

必死に努力して声優になったのに、なぜ1年で辞めようと思ったのか。
皆さんには、私のような辛い思いをしてほしくないので、この段階でお話しようと思います!
ぜひご覧頂ければ嬉しいです!
もくじ
プロの声優を辞めた理由「コミュ力の低さ」

私が声優を辞めた大きな理由がこれ。元々私は重度のコミュ障です。ドン引きレベルの。
「元声優ぼっちライター」と自分で言っちゃっているくらいなので、当然友達もいません。

それは接客のアルバイトをしている時と、唯一の理解者さんすけと過ごす時間だけ…悲しみ
人と話す能力が圧倒的に低い私でも声優になれました。
しかしコミュ力の低さは、声優活動をする上で最後まで足を引っ張ってしまいました。
同期と仲良くなれなかった
普段の生活で友達が出来ないんだもん。そりゃ同期と仲良くなれませんよ。
事務所に入ってからも、週1回レッスンが行われていました。

この緊張感がある中で、同期と励まし合いながら切磋琢磨すればよかったものの、私にはそれが出来ませんでした。
コミュ障を発揮した主なエピソード
- 会話のキャッチボールが出来ない
- 目が合わせられない
- 分からないことがあっても誰に聞けばいいのか分からない
「おはようございます」「お先に失礼します」しか言わない時も珍しくありませんでした。

同期・先輩声優・講師・マネージャーからも「絡みづらい」と思われていたんだろうなぁ…。
接待飲み会で全く馴染めなかった
私が所属していた事務所は、月に一度外部から音響監督さんを呼んで特別レッスンをしていました。
レッスン後、必ず行われるのが飲み会です。
飲み会では、音響監督とマネージャーを楽しませる為に声優たちが頑張って盛り上げます。
しかし、私はその接待飲み会に全く馴染めませんでした。

気のせいじゃなくマジで
「あれ…?なんか私変なこと言った…?(゚Д゚;)ガクブル」
普段全く喋らない私が突然話し出すのは、周りにとってすごく迷惑だったみたいです。
愛想笑いしている人、目線を下げる人、メニューを見る人
お酒も飲めない体質なので、毎回の飲み会は本当に辛かった・・・(;_;)
コミュ障が声優を続けたらどうなるのか

孤独な毎日を過ごす中で、「せっかくあんな思いをして声優になったんだから、人の輪に入る努力をしなきゃ!」と思いました。
コミュ力を上げるためにネットや本を読み漁ったり・・・。
ネットや本に頼る時点でダメなんですけどね(苦笑)コミュ障はいまだに治っていません。
そんなコミュ障が声優を続けた場合、一体どうなっていったのでしょうか?
仕事が貰えない
マネージャーが仕事を振るポイントは以下の3つです。
POINT
- 最低限の技術が身についているか
- どんなキャラクターが得意なのかはっきりしている
- 声優がどんな性格なのかよく知っている(普段からコミュニケーションを取っている)
もちろん技術レベルも大切ですが、現場でいかにクライアントとコミュニケーションが取れるかの方がよっぽど重要。
いくら滑舌や演技が完璧でも、まともに会話が出来ない人と仕事したくないでしょう(;´д`)
コミュ障の私は、なかなか現場に行けずじまい。本当に数える程度。
オーディションは割と貰っていましたが、良い結果が出せませんでした。

レッスンに集中できない
日に日に孤独とストレスが溜まっていく私。ついに普段のレッスンにも影響が出てきました。
単刀直入に言うと、下手くそになりました。

アルバイトに行く前、撮ったボイスサンプルをチェックして研究していたのに。
しかし、レッスンで結果が出せない。
音響監督の特別レッスンでも良い評価が貰えない。
原因は分かっていました。声優面以外で気にすることが多すぎて、集中力がなくなってしまったのです。
下手くそになった主な原因
- 周りの態度や雰囲気が気になる
- 講師の目線が気になる
- 自分の振る舞い方で相手を不快にさせていないか気になる
声優を辞める3~4か月前から、常にこんな状態でした。これじゃあまともに演技なんて出来ませんよね。
モチベーションも上がらなくなり、声優活動を続ける意味が分からなくなっていきました。
コミュ障の声優志望者に告ぐ!滑舌よりコミュ障を直せ

これは言い過ぎだけど(笑)
声優を目指す人の中には、
「人見知りだけど、声優になりたい!」
「人と話すのはちょっぴり苦手だけど、アニメのアテレコやりたい!」
このように、人と話すことに苦手意識を持つ人もいるかと思います。
「少しでも」苦手意識があるなら、声優を目指す前に人とまともな会話ができるようになることから始めるべきです!
コミュ障の自分から目を背けたまま声優になっても、ただただ惨めな思いをするだけです。

声優活動をまともに楽しめないまま辞めざる負えなくなりました
声優業界は、皆さんが思った以上に人と人とのお付き合いが大事なんです。
とある音響監督さんとの会話が盛り上がっただけで、端役で現場に呼ばれたりします。
「人と話すのが大好き!」
「友達たくさんいる!」
「人見知りしない!」
こういう人が向いている職業です。
コミュ障を直せない人は声優を諦めた方が良いですよ!
キツイ言い方かもしれません。
でも本気で声優になりたいなら、コミュ力を上げる努力をしましょう。元声優からの忠告です!
こんなお話をするのもどうかな…とは思ったのですが(^^;)