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おすすめ声優専門学校4選

それでは、私がおすすめする4つの声優専門学校をご紹介します!
ヒューマンアカデミー

出典:ヒューマンアカデミー
ヒューマンアカデミーは、声優専門学校では珍しい高校卒業資格が取得できる専門学校です。
そのため、高校生で声優の勉強をしたいならヒューマンアカデミーが一番通いやすいですね。
全日制 | 夜間・週末講座 | |
認可・無認可 | 無認可校 | |
場所 | 札幌・仙台・宇都宮・大宮・柏・千葉・新宿・横浜・静岡・名古屋・京都・大阪・神戸・広島・福岡・鹿児島・那覇 | |
レッスン日数 | 週5日 | 週1回~ |
学費 | 初年度(入学金含む):1,541,500円 | 入学金:32,400円 |
学費:311,040円~(週1回半年コースの場合) | ||
主な出身声優 | 小原好美・村川梨衣・小林大紀 | |
その他 | 年に2回ドラフトオーディション開催 通信制講座も充実 |
学費は高すぎず低すぎず平均的な金額。
比較的新しい専門学校ということもあり、実績はまだ少なめですが声優になるためのカリキュラムは十分整っていると思います。
ドラフトオーディションの概要
ヒューマンアカデミーといえば、90社以上の声優事務所が集まるドラフトオーディション。
9月と1月の年2回おこなわれますが、1月の方が参加プロダクションも多いので先生からは1月の受験を勧められました。
ドラフトオーディションの特徴
- 何十社の声優事務所のマネージャーさんの目の前で審査を受ける
- 個別ではなく5人1組
- 事前にセリフ・ナレーションは渡される
- 審査内容は自己PR+セリフ+演技
ドラフトオーディションの特徴はこんな感じ。
やはり、何十人もいる審査員の目の前で自己PRや演技を披露するって緊張します…。

↓自己PRに自信がない人はこの記事も一緒に見てみよう!↓
ここで、事務所側が目に止まった人は2次審査に呼ばれて、ここからは各事務所別でオーディションを受ける形になります。

例えば、大手だと青二プロダクションや大沢事務所の案内が来ていました!
ドラフトオーディション後は、審査員の評価が記載された用紙を元にフィードバッグもおこなわれます。
フィードバッグの主な内容
- 容姿
- 演技
- 滑舌
- 印象
これらをA・B・C判定で評価されます。さらに、声優事務所の現役マネージャーによる直筆メッセージも見ることができるんです。

アミューズメントメディア総合学院

アミューズメントメディア総合学院(通称:AMG)は、「声優プロダクション直接所属67.7%」と所属合格率の高さを売りにしている専門学校。
元AMGの声優さんに聞くと、全日制の生徒は在学中から現場へ行けるチャンスが多かったようです。
公式サイトによると、2018年は237名の在校生が実際に仕事をしています。

その声優さんも、在学中にスマホアプリゲームに出演していました。羨ましい~
全日制(2年制) | 専科(夜間・日曜)2年制 | |
認可・無認可 | 無認可校 | |
場所 | 東京・大阪・横浜 | 東京・横浜 |
レッスン日数 | 週5日 | 週1回 |
学費 | 初年度(入学金含む):1,270,000円 | 入学金:30,000円 |
2年次:1,170,000円 | 学費:マスターコース300,000円 | |
研究・基礎コース150,000~360,000円 | ||
主な出身声優 | 柿原徹也・伊藤かな恵・羽多野渉・芹澤優 | |
その他 | 1~3月に学内でプロダクション所属オーディションが開催される | 中学生以上30歳未満 |
インターンシップ制度で声優の仕事ができるチャンスあり | 入学時に実力判定オーディションの結果次第で期間が短縮できる |
最新の設備が充実しており、AMG自体には特に不満などはなかったそうです。

インターンシップの選抜オーディションでは、ボイスサンプルの提出を求められるとのこと。
↓ボイスサンプル作りの注意点をまとめた記事はこちら!↓
プロダクション所属オーディションの詳細
AMGは、年に一度75社以上の声優事務所による所属オーディションが開催されます。
ヒューマンアカデミーと大きく違うのは、声優事務所を自由に選択してオーディションを受けられる所。
しかも、1日1社のみ学校で開催されるので、1日にオーディションをハシゴする必要がありません。

オーディション後のフィードバックは、ヒューマンのように審査員からの評価はありませんが、専任スタッフからのアドバイスは受けられるようです。
映像テクノアカデミア

出典:映像テクノアカデミア
映像テクノアカデミアは、アニメ「アクエリオンEVOL」「宇宙戦艦ヤマト2199」を制作した東北新社グループのバックアップにより、より実践的なレッスンが受けられる専門学校です。
アニメはもちろん外画にも力を入れており、今まで多くの実力派声優を輩出しています。

アニメ・外画各コース(3年制) | キャッチアップコース | |
認可・無認可 | 無認可校 | |
場所 | 新宿 | |
レッスン日数 | 1年次:週1回 | 1年次:週3回 |
2年次:週1~2回 | 2年次:週3回 | |
3年次:週1~2回 | ||
学費 | 初年度(入学金込み):220,000円 | 初年度(入学金込み):570,000円 |
2年次:432,000円 | 2年次:540,000円 | |
3年次:464,000円 | ||
主な出身声優 | 杉村憲司・東条加那子・玉木雅士 | |
その他 | 事務所所属者対象の「プロ特訓」「プロクラス」がある | |
「プレゼン公演」として声優事務所所属オーディションが開催される |
他の専門学校と違って、レッスン日数が週1~3日と少なめ。なんか養成所みたい!

初心者向けのアニメ・外画コース(3年制)と経験者向けのキャッチアップコース(2年制)のどちらか選択可能。
経験者の人は、実技試験の結果によっては1年で卒業…なんてこともあるようです。
プレゼン公演の詳細
ヒューマンやAMG同様に、最終学年の2月に声優事務所を集めてプレゼン公演がおこなわれます。
プレゼン公演の手順
- 1人1分の持ち時間で自己PR
- 事務所から声がかかれば2次審査へ進める
同じく合同オーディションを開催するヒューマンと大きく違うのは、指定された演技審査がないこと。
アピールする内容は自由に決められるので、いかに自分の個性を生かして良い形でアピールできるかがポイントになります。
事務所所属者対象のプロクラスがある
映像テクノアカデミアから事務所所属になった新人声優は、吹き替えディレクターや音響監督が講師となるプロクラスへ進級することができます。
プロクラスの詳細 | |
レッスン日数 | 週1回 |
レッスン時間 | 2時間 |
学費 | 248,000円 |
プロクラスは、レッスンというよりオーディションに近い雰囲気。
そのため、講師であるディレクターや音響監督に気に入られれば、高確率で仕事をもらうことができます。
映像テクノアカデミア出身以外の声優も入所可能なので、入所オーディションの倍率は高め…。

そんなプロクラスに入るために作られた「プロ特訓」もあったり、なんだか複雑だなぁ…というのが本音です。
東京アナウンス学院

出典:東京アナウンス学院
東京アナウンス学院(通称アナ学)は、日本初の声優教育機関として歴史ある専門学校で、おすすめ声優専門学校で唯一の認可校です。
他の専門学校と違い、声優の勉強もしつつ色んな資格も取得できるのが魅力的。
全日制(2年制) | |
認可・無認可 | 認可校 |
場所 | 新宿 |
レッスン日数 | 週5日 |
学費 | 初年度(入学金込み):1,383,610円 |
2年次:1,170,000円 | |
主な出身声優 | 新井里美・大久保瑠美・寺島拓篤・細谷佳正 |
その他 | 幅広いジャンルのカリキュラムが自由に選択できる |
部活動もある |
個人的にアナ学は、「ザ・学校」というイメージ。
他の声優専門学校は、声優に重点を置いて徹底的にレッスンする感じですが、アナ学は「色んなジャンルの勉強ができる」感じです。
部活動もありますし、希望者は資格も取得できるので、声優以外の視野を広げたい人にはおすすめの専門学校です。
所属合格率は低め
養成所時代にアナ学出身者が何人かいましたが、卒業後事務所所属できた人はごくわずかとのこと。
あくまで声優の基礎を叩き込むためのカリキュラムとなっているため、「卒業後別の養成所に入る!」と決めて入学している人がほとんどなんだとか。
もちろん、「星誕オーディション」と呼ばれる学内オーディションも開催されますが、声優事務所はほとんど参加しないそうです。

でも、養成所へ行く前に声優の基礎を身に付けておきたい人にはおすすめかな!高校卒業後アナ学に入る人が多いです