皆さんこんにちは!元声優ライターみーと(@miitoww)です!
今回のテーマは、声優ワークショップについて。
声優養成所と専門学校以外に声優の勉強ができる養成機関…それがワークショップです。

私は、声優養成所だけのレッスンではとても声優になれると思えなかったので、約2年間声優ワークショップに通った経験があります。
結果的に、自分の声優としての方向性を決める良いきっかけとなって、とても充実した日々を過ごすことができました。

なんだかワークショ ップって敷居が高いイメージがあるんだよなぁ。
僕みたいな初心者でも声優ワークショップって通って大丈夫なの…?

こんな人に見て欲しい!
- 声優ワークショップってなんなんだ?
- 声優ワークショップに通うメリットは?
- 声優ワークショップの選び方や注意点を知りたい!
本日は、声優ワークショップの気になる特徴や選び方についてお話していきます!
もくじ
声優ワークショップとは?ワークショップの種類

声優ワークショップとは、発声や演技など声優スキルを学ぶための養成スクールのこと。
声優養成所や専門学校と比べるとレッスン費用は安いので、Wスクールする声優志望の人も多いです。

声優ワークショップも含めて、声優になるまでにかかる費用を知りたい人はこちらをクリックしてみて!
通う理由
- 養成所で人の演技を見ているばかり
- もっと質が高いレッスンを受けたい
- 声優オーディションに入る前に力を付けたい
声優ワークショップに通う主な理由はこちらの3つ。
演技経験0の初心者がワークショップに通うパターンも多いです。
今では経験未経験関わらず、ワークショップは声優を目指すための選択肢の1つとなっています。
声優ワークショップの種類
声優ワークショップといっても、主催者は様々。
声優ワークショップの種類
- 声優(俳優)
- 音響監督
- 専門学校(養成所)
- その他養成機関(ボイストレーニングなど)
声優や音響監督が本業傍ら個人で運営しているパターンや、専門学校やその他企業が運営しているパターンがあります。
特徴 | 金額 | メリット | デメリット | |
声優(俳優) | 声優業界で活躍された人から直接指導が受けられる | 普通~高い | 同じ役者として、演技面で細かくアドバイスしてくれる | あくまで役者なので、指導面で当たりはずれがある |
音響監督 | 監督目線でより現場に近いレッスン内容が受けられる | 高い | 実力が認められると、現場に呼んでもらえることも | 指導面で当たりはずれがある |
専門学校(養成所) | 専門学校(養成所)の普段のレッスンを受けられる | 安い(無料の場合も) | 個々のレベルにあったレッスンを行うので、初心者でも安心して受けられる | 目的は生徒集めなので、勧誘がうっとおしいかも |
その他 | 特化型声優養成スクール(ボイストレーニング・マイクワークなど) | 安い~普通 | 苦手な分野を徹底的に改善させることができる | 企業が運営しているので講師とドライな関係になりがち |
種類別で声優ワークショップの特徴をまとめてみました。
値段に関しては、私の個人的な感想なので参考程度に留めておいてください。
色々な声優ワークショップに行きましたが、1番感じたのは「講師の当たりはずれが激しい」ということ。

現役声優・音響監督が直接指導してくれるから絶対上手くなるというわけではありません。
ネームバリューだけで決めるのではなく、事前の下調べや体験レッスンに足を運ぶことが重要です。
元声優の私が声優ワークショップを激推しする4つの理由

なぜ元声優の私が声優ワークショップを激推しするのか?その理由を4つご紹介します。
他の声優養成所の人と交流できる
養成所に入ると、主に関わるのが講師と10~30人前後のクラスメイトのみになります。
逆に言うと、全国で30万人いるといわれている声優志望のたかが数十人程度の演技しか見ることができません。

声優ってそう何年も目指せる夢ではありませんよね。
ある程度年を取ると現実を見なければいけない時が必ずきます。
数年間の声優志望時代で、1人でも多くの声優志望と交流してもらいたい。

声優の色んなテクニックや考え方が学べる
声優養成所や専門学校のレッスンだけだと、講師から限られたことから習うことしかできません。
もし、その講師と相性が悪く、自分の思うようなレッスンが受けられなかったらもう最悪ですよね。
声優ワークショップは、自分の実力に合ったレッスンを選ぶことができます。

また、演技には絶対的なルールはありません。
1人1人考え方やアプローチの仕方は違うもの。
様々な講師や声優志望の人からテクニック等学ぶことで、自分の演技の幅を広げることができます。
発表できる時間がある
養成所のレッスンは、講師が1人に見られる時間が10分未満です。
生徒の人数が多い養成所だと、「自分の出番が回ってこないままレッスンが終わってしまった…」ということも珍しくありません。
声優ワークショップは、毎レッスン必ず自分の持ち時間があります。

声優ワークショップは、10人未満の少人数制のところがほとんどなので、自分が納得するまでレッスンすることができます。
事務所所属がかかっている声優養成所は、オーディション会場のようなもの。毎回失敗は許されません。
査定等一切ない声優ワークショップは、色んな失敗をしてスキルアップできる場所なのです。
場合によっては声優のお仕事が貰えることも
声優ワークショップの主催者が音響監督だった場合、場合によってはお仕事がもらえることもあります。
私もワークショップに通っていた時は、企業ナレーションや顔出しの仕事を依頼されました。

一定の声優スキルがあるのが絶対条件ですが、ワークショップで急成長した姿を見れば、ひょっとするとオーディションを紹介してくれるかもしれませんよ。
次のページは、「おすすめする声優ワークショップの特徴6選」です。