こんにちわ!元声優ライターみーと(@miitoww)です!
今回のテーマは、声優志望のSNS事情について。
声優を目指す皆さんのほとんどは、TwitterやインスタなどのSNSを利用していると思います。
プロ声優はもちろん、最近は声優志望の段階でSNSを使った積極的な営業活動が目立っていますね。




こんな人に見て欲しい!
- 声優志望で既にSNSを利用している
- これから声優志望アカを作ろうか悩んでいる
- プロの声優になった時、別のアカウントを作った方が良いの?
実際に起こったSNSの炎上騒動から、声優とSNSの正しい向き合い方をお話していきます。
もくじ
声優を目指すならSNSの正しい使い方を知るべき
SNSを使う声優・声優志望者が当たり前の時代になりました。
私のTwitter(@miitoww)にも、たくさんの声優の卵さんがフォローしてくださいっています。

そして、まだフォローしていない方はぜひフォローお願いします(土下座)
声優志望がSNSを使う主な理由はこちらです。
SNSを使う理由
- 同じ声優志望と繋がりたい(交流したい)
- 声優オーディションの情報を知りたい
- 声優になるための営業活動(アピール)の場にしたい
もはやSNSを使わない声優志望の方が少ないんじゃないかと思うほど。
しかし、SNSの正しい使い方を理解していないと、下手すれば声優の夢まで閉ざされてしまうかもしれません。
【実話】私の同期がSNSで炎上した話
これは、私が養成所に通っていた頃にさかのぼります。
私の養成所は、SNSを禁止していました。

しかし、実際は養成所名を名乗らず、こっそりSNSを利用する生徒がぼちぼちいたんです。
暗黙の了解的な感じかな?

しかし、私のクラスメイトの1人がやらかしてしまったんです…。
某吹き替え映画の主人公にアイドルが起用される
当時、某吹き替え映画の主人公に人気アイドルが起用されました。
人気声優と共演していたこともあり、とても話題になった作品です。
流行に疎い私でも、豪華な声優陣に「映画見に行こうかな?」と思うほどでした。
「アイドルなのになんで声優と共演してるの!?」アイドル批判で大炎上

そこで、私のクラスメイトがSNSに投稿した内容がこんな感じ。
他にも
「人気アイドルとは比べ物にならないくらい(人気声優)の方が上!」
「声優なめてる!」
「あんまりこっちの世界に来ないでください」
気持ちはわかるんですけどね。
声優を目指してレッスンに励んでいる中で、現役アイドルが主役で人気声優と共演しちゃっている。

しかし、声優を目指す身であるからこそ、それをSNSで言うべきことじゃない。
これからプロになろうとしている人間が、声優ファンに同意を求めるべき内容じゃない。

このツイートはあっという間に拡散されまくり。
「それをわざわざ口に出さない方が良い」というコメントにも反論してしまったようで…。
声優志望であることもツイートしていたため、たちまち大炎上しました。
SNSでもクラス内でも炎上が続き…
人気アイドルやそのファンを敵に回す発言をした同期は、たちまちクラス内でも悪い意味で浮いた存在となりました。
SNSをやらない私は最初全く知らなかったのですが、教室に入った時の異様な雰囲気は今でも忘れられません。
他の同期の話でようやくSNS炎上事件のことを理解して、「SNS禁止なのにやらかしたな~」と思いました。

養成所のレッスン内容まで書いていたのかは不明。
しかし、養成所からは厳重注意をされたらしく、クラスの雰囲気に耐えられなかったのかレッスンに来なくなってしまいました。

「SNSの使い方を間違えるとこんなことになるんだな…」そう実感したSNS炎上事件でした。
声優志望がSNSで気を付けるべき4つの注意点

SNSを炎上させた知り合いを知っているからこそ(苦笑)声優志望の皆さんは、もっとSNSを慎重に使って欲しい!
それでは、元声優の私が思うSNSで気をつけるべき4つの注意点をお話していきます。
学校のレッスン内容を書き込むのは避けた方が良い
Twitterを見ていると、レッスン内容を書き込む人がちょくちょく見かけます。
もし、プロフィールに学校名を書いている場合、詳しいレッスン内容を書き込むのは避けた方が良いです。
理由は、機密情報が洩れる可能性があるから。
養成所が流出を恐れてる機密情報はこちらです。
外部に流出したらヤバイこと
- アフレコ台本(制作会社から特別に借りている場合がほとんど)
- オーディション情報(現場のオーディションだとなおさらまずい)
- 詳しいレッスン内容(養成所の評判に関わる)
ただ、どこまでつぶやいてOKなのかボーダーラインが分かりませんよね。
NG例
- 「今日オーディションあった!緊張した~」
- 「大好きな作品の台本がもらえて嬉しい~」
- 「ここの講師、あの子ばかり贔屓する!ウザッ」
- 「特別講師で○○(声優)さん来た!オーラやばかった…」
私が考えるNG例を挙げてみました。
個人的に、その日に養成所で起こった出来事をつぶやくのはアウトかなと思っています。

声優レッスンは、何も楽しいことばかりじゃないので発散したい気持ちは分かります。
しかし、そのつぶやきが後々炎上騒ぎになるリスクを考えると、レッスンのことは書かない方が良いでしょう。
営業目的のアカウントならネガティブな発言はしない
営業目的でSNSを使っている声優志望の人へ。
恐らく、「仕事の依頼はDMまで」などSNSから仕事依頼を受けている人がほとんどだと思います。
そこで、気を付けて欲しいのが、なるべくネガティブな発言をしないこと。
「声優の仕事欲しい」「現場でミスしてしまった」「音響監督さんを怒らせてしまった」など、後ろ向きなツイートばかりする人に、お仕事を依頼したいとは思いません。
SNSは、自分をアピールする場所ですから、悪い部分はとことん隠して良い部分を全面に出していきましょう!
声優への批判はご法度
声優への批判は本当にいけません。
先ほどのアイドル批判と一緒で、どれだけ演技力が微妙な声優でもそれを批判するのはご法度です。
ましてや、声優志望が非難するなんて、「アンチと一緒のことしてどうすんだ」という話。
自分はまだその声優と同じ立場にすら立っていないわけですから、批判する暇があるなら練習しましょう。
プロ声優になったらアカウントは作り変えた方がベター
「もし声優になったら、新しくアカウントを作った方が良いですか?」
この話は、TwitterのDMでたまに質問を頂いていました。
確かに、せっかくつながったフォロワーさんを手放して新しく作り直すのはもったいないと感じますよね。

理由は、人気になった時に過去のツイートから粗探しする人が出てくるから。
どれだけ普通のツイートしていても、何かしらトラブルが起きるのがSNSあるあるなんですよね。
プロ声優としてスタートを切るなら、心機一転アカウントを作り直すのがベターでしょう。
