もくじ
最高の声優ボイスサンプルを作る6つのコツ

最高のボイスサンプルを作る6つのコツをご紹介します!
ボイスサンプル提出の注意事項を確認する
声優オーディションでボイスサンプルを提出する場合、主催者側の注意事項をよく確認するようにしてください。
主に確認したい内容はこちらの3点です。
確認事項
- ボイスサンプルの制限時間(2分半,3分など)
- 提出する形式の確認(mp3形式,オーディオ形式など)
- 指定のセリフやキャラクターはあるか
特に、提出する形式を間違える声優志望が多いのでしっかり確認するようにしましょう。
できるだけ色んなキャラクターを入れる
ボイスサンプルは、できるだけ色んなキャラクターを入れた方が良いアピールにつながります。
ボイスサンプル例
- 自分の名前
- 10代後半の元気な女の子
- 色気ある大人な女性
- 10歳前後の男の子
- ストレートナレーション
このように、違うキャラクターをまんべんなく入れることで、聞く側からすると「最後まで聞こうかな?」と思うでしょう。
ボイスサンプル例その2
- 自分の名前
- 10代後半の元気な女の子
- 10歳前後の女の子
- 20代後半のOL風女性
- ストレートナレーション
女のキャラクターを3つ続けるのは、よほど演技力がない限り似たり寄ったりな声質になりがちです。
もし、声色を変えることができるならとことん変えていった方が、相手に好印象を与えることができます。
声色が変えられない声優志望者は、キャラクターの性格を変えてなんとかバリエーションを作るようにしてください。

ネットから拾ったセリフやナレーションがちゃんと文章になっているか
ボイスサンプルの台本をネットから拾う場合、ぜひこちらの3点を確認してほしいです。
確認してほしいこと
- セリフやナレーションはきちんと文章になっているか
- キャラクター名や商品名など固有名詞を使われていないか
- 文章が長すぎないか(理想は25秒~30秒)
ネットの台本は、めちゃくちゃな文章だったり、演じづらい内容だったりすることが多いです。
安易に選ばず、しっかり内容を読んで吟味しましょう。
キャラクター名や商品名など固有名詞が使われている場合、関連するものに変更するのがおすすめ。

縁もゆかりもない名詞が出てくるよりかは、興味を持ってくれるかもしれませんよ。
基本的に名前+セリフ3~4つ+ナレーション1つが基本
ボイスサンプルの構成ですが、基本的に1つのセリフで25秒~30秒と仮定して、名前+セリフ3~4つ+ナレーション1つが一般的です。
2分半だとセリフは2つ、3分以内だとセリフは4つにして上手く調整するようにしてください。
また、1番目のセリフはその後のボイスサンプルを聞いてもらえるかどうか重要なポイントです。
1番自信があるキャラクターでなるべく言いやすいセリフを選ぶようにしましょう!
宅録よりボイスサンプルスタジオの方が絶対おすすめ
養成所や専門学校は、スタジオが併設しているので学校で収録することが多いです。
しかし、個人で声優オーディションに応募する時は自分で収録しなければいけません。
お金の関係で、スマホや自前のマイクで宅録する声優志望もいますが、大事な大事なオーディションだからこそスタジオで収録することをおすすめします!
宅録とスタジオの違いはこんな感じ。
宅録の特徴 | スタジオの特徴 |
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編集作業など全て自分でやらなければいけない宅録に対して、スタジオは収録環境も整っていて編集もエンジニアさんに任せることができます。
私たちがやることは
マイク前で話すことと提出形式を伝えること、そしてお金を払うことぐらいですね(笑)
プロの声優になると、オーディションの関係で宅録する機会が増えます。
しかし、まだ収録機会が少ない声優志望のみなさんは、ぜひスタジオで録るようにしてください。
ボイスサンプルスタジオの料金や準備物についてまとめた記事はこちら!
マイク前からできるだけ動かない
セリフに感情を入れて喋ると、自然と手ぶり身振りが大きくなる声優志望も多いです。
気持ちは分かります。私もその1人なので(笑)
しかし、マイク前で身体を動かすのはご法度です!
理由は、マイク乗りがバラバラになるから。
先ほども説明しましたが、収録前にマイクの高さを調整してくれます。

「マイクに自分の声を乗せる」ということを意識しながら収録するようにしましょう。
ちなみに、手に持った原稿を動かすと「ペラ音」と呼ばれるノイズがマイクに乗ってしまいます。
ノイズが多いとミキサーさんの作業が増えるので、原稿用紙の持ち方にも注意を払うようにしてくださいね!